肌に”みずみずしい”張りと、冴えた透明感を取り戻したい方へ

  女性の肌が、言葉で言い表せないくらい
 “みずみずしく”キレイなのは、若さの充分にある間です。
 若さが減ると、それは随分違って来ます。

 未だ、若さが幾らか残っている頃には、
 ”みずみずしさ”は終って、しばしば「むくみ」、
 血色も悪く、「くすみ」も出始めます。

 そこから、年齢が上って行くと、肌から水気も、弾力も、柔らかさも減り、
 「たるみ」が出て、皮膚の奥までの層に「くすみ」が定着し、
 その色が次第に濃くなり、シミと小ジワが増えて行く事になります。

  女性が化粧をするのは、若さのある間には、その美しさを更に際立たせようとする為ですが、
 そこを過ぎると、そのような現実に立ち向かう努力ですし、
 その状態をカバーしようとする取り組みです。


 女性の肌が、早い段階から、このように変わって行く理由は、
 誰でもに共通する宿命として、元気さが不足し、血液の巡りが良くないので、
 体の内から外に向けて張り出す力が弱く、滞りも起してしまうからです。

 女性にとって、化粧は必要で、外をキレイにする事は、なくてはなりませんが、
 それをする事によって、皮膚の奥までの層の状態を改善させる事は出来ません。

 皮膚表面の働きの最も重要なものは、外からの侵入を防いで内部を護る事であり、
 そのバリアー(防壁)を越えて、化粧品の成分が内部に作用することはないのです。

 このような女性の肌の状態を、根本的に改善させる事は、
  中医学の得意とするところです。


  そんなに難しい事ではありませんし、多くの方は、割りに早い段階での、肌の改善を実感されます。
 「気(元気さ・中から張り出す力・気力)」を補い、血液の内容を良くし、それを巡らせ、
 適度な水気を保たせ、潤わせる作用を持つ漢方薬を飲み、
 そのような性質の食べ物を摂るようにします。

 外側は、内を補い養い調える事をしていくと、次第に快方へ向かって行きます。